自然
自然は、感受性豊かな幼児期に良い影響を与えてくれます。丈夫でのびやかな心とカラダの源です。
広々とした園庭は樹々に囲まれ、いつも子供たちの元気に遊ぶ歓声が聞こえます。園庭横の菜園では、子供たちの手で種や苗から植えられ、さまざまな季節の野菜がともにすくすく育っています。桜の木の下には、普賢岳の噴火石から彫り出された「ねむるおとこ」像。悠々と寝転んで、彼らの成長を見守っています。
おさなご園では、五感を発達させる体験を大切にしています。
例えば食育では、野菜の種苗植えから収穫、調理まで。畑仕事をしながら、野菜が育つ過程を観察し、仕込みやクッキング、味わう楽しみまで。保育士も子どもも食や生活文化への関心が高まります。
また、全国ジュニアコンクールで九州NO.1に輝いた、しまばら清流太鼓は毎朝30分。他に茶道のお稽古、サッカー教室があります。たくましい身体づくりは仲間づくりでもあり、リズム感や礼節とともに、集団生活の基本を学びます。
毎朝の散歩や泥んこ遊び、登山遠足やサマーキャンプで、より深く自然に触れます。屋内での情操教育メニューを、バランス良く組み合わせています。保育士による絵本の読み聞かせやわらべうた、いろんな楽器の生演奏やオペラ歌手、演劇舞台など。実際に観たり聴いたりすることで、保育士ともども豊かなこころの成長を促します。
直接手で触れて、自分の心で感じてこそ、生きるチカラが育まれるのでしょう。この生きるチカラは、日々の発見や小さなエクササイズすべての積み重ねなのです。異年齢児とも助け合いながら、どの子も心身ともに全面発達していくことが、私たちの誇りです。
保護者や近隣の祖父母の方々を招きながら、季節ごとに地域全体交流の機会を設けています。これからも自然豊かな環境の中、次なる世代を地域の宝として、一緒に育んでまいりたいと願っております。
園長 冨田良介
富田一三園長
富田八重子園長
島原清流太鼓 創設
園庭の前半分はニンジン畑でした
イタリア人彫刻家G.サンドリさんの仕上げ彫り
すくすく像とねむるおとこ
児童の人格を尊重し、ひとりひとりの個性がひかりかがやくように育てる。
児童が常に思いやりの心を持ち、みんなでつくりだす喜びをわかちあい、生き生きと行動するように育てる。
好きな遊びやスポーツを通して、自然と親しめる豊かな心と丈夫でたくましいからだを育てる。
職員の親和と協力のもと、家庭的で活気に満ちた園づくりにつとめる。
保護者との対話やネットワークを大切にし、地域社会の核となる園をめざす。
児童がともに地域から発進しながらそれぞれ自立し、国際社会へと飛躍していくための援助をする。
自然は、感受性豊かな幼児期に良い影響を与えてくれます。丈夫でのびやかな心とカラダの源です。
礼節は、集団で暮らす基本です。きちんとあいさつをし、慎むべき時は慎む、遊ぶ時は思いっきり。
食べること、すなわち生きること。育てて食べるまでの全プロセスを楽しく体験します。
雲仙普賢岳のマグマと湧水をテーマに、ほとばしる清らかなエネルギーで、20余年毎朝欠かさず太鼓の練習をしています。全国系コンクールの優勝も果たし、出演依頼多数。