おさなご園では、教育方針として以下の3点に重点を置いて活動しています。
四季の流れとともに
春は満開の桜をくぐり、ひとときの喜びを。夏は太陽と大地のエネルギーを。秋には田園の収穫から恵みへの感謝を。冬の寒さからは我慢する心を学びます。
西に雲仙普賢岳、東に有明海をのぞむ 絶好のロケーション。島原半島はイマ430万歳、おさなご園は、直線距離で10kmほどの雲仙が噴火してできた真っ黒な土の豊かな畑と、段々棚田に囲まれています。縄文後期4千年前の遺跡も見つかった、歴史ある地域です。平屋建ての園舎や広々とした園庭は、毎日元気な歓声に満ちています。園庭には、雲仙噴火石をイタリアの彫刻家が来日し2ヶ月がかりで彫り上げたモニュメント「ねむるおとこ」と「すくすく」像、ツリーハウスやトンネル山があります。風土に根ざした オリジナルの遊具群を点在させた園庭は、子育てテーマパーク「おさなご園」の求心力の中心です。季節感が激減した現代の暮らしの中で、季節を感じさせる行事の連続は、一年のリズムをつくり、日本人らしい暮らしの基準が出来上がります。
広い園庭での毎日自由な遊び時間と園外散歩があります。季節ごとに咲く花々、いろんなかたちの葉っぱ。種を捲き水をやる。動植物たちとの交流を通して、仲間意識や自然をうやまう心を育てます。
園外散歩は、近隣の風土や他の動植物への好奇心を育みます。足腰が鍛えられ、体力が自然についていきます。うさぎ、金魚やメダカは園内、馬に牛やブタは散歩の途中で。動植物とのふれあいによって、いのちを大切にする優しさが芽生えます。
毎日の挨拶や感謝の心を大切にしています。
明るく元気な「おはようございます」で、一日がはじまります。着替えや排泄 掃除=身の回りの始末やおもちゃの片付けなど基本的な生活習慣をご家庭とともに身につけていきます。お茶や太鼓は、礼に始まり礼に終わる、社会生活の基本が身につきます。
我慢する時と自由に運動や表現をする時は交互にやってきます。太鼓やわらべうたには、順番を待ち、グループ全体のことを考えるヒントがあります。けんかして自我がぶつかって、そして仲直り。遊びや習いごとを通して、社会性の芽を伸ばします。
地域のおじいちゃんおばあちゃんとの伝承イベントや高齢者施設への訪問、国際交流など。いろんなふれあいの中で、思いやりのある子を育てます。核家族が進んでも、日常的に異年齢児交流があれば、遊びを通して長幼のバランスを学び、感謝の心を育みます。
毎日の挨拶や感謝の心を大切にしています。
明るく元気な「おはようございます」で、一日がはじまります。着替えや排泄 掃除=身の回りの始末やおもちゃの片付けなど基本的な生活習慣をご家庭とともに身につけていきます。お茶や空手、太鼓は、礼に始まり礼に終わる、社会生活の基本が身につきます。
食育にからだごと取り組みます。園庭内のおさなご畑では、大根 にんじん なすび とまと きゅうり 玉ねぎ さつまいも・・・。園舎裏のおさなご田んぼでは、田植えから稲刈りまで。梅干し漬け、らっきょ漬け、たくわん漬け、干し柿、散歩道のヨモギで団子づくりなど。年間を通して、つくって食べる体験を大切にしています。
給食は、行儀良く感謝をし 楽しくいただく時間。三つ児の魂百まで、幼少期の食習慣はその後の人生の基本となるかもしれません。素材の味を魅き立てる薄味を中心に、固いものは固めで、皮ごと配膳しています。しっかり噛む習慣があれば、長生きします。保護者が食事に参加できる行事があります。(詳細は「年間スケジュール」をご覧ください)
採れたての地野菜、地肉、地魚が中心で、添加物や冷凍食品は不使用です。園舎内に完備された給食室で、自然にこだわった丁寧な味付け。専任の栄養士が毎日のバランスを考え、そのつど煮出したいりこだし、昆布だしベースの園内給食に慣れると、好き嫌いは減り、心身は丈夫になります。時折、子供たちの育てた最も清らかな野菜や米も活用されます。
子どもたちの清く豊かな成長を願って名付けられました。普賢岳から湧き出て、三会エリアの田畑を潤し、有明海に注ぐ島原の名水にちなんでいます。日本古来の和太鼓を通して 集団の中で児童ひとりひとりの可能性をのばす機会になればとはじめました。年長児を中心に毎朝30分練習しています。施設訪問や県内外のおまつり行 事へ出演多数。全国和太鼓ジュニアコンクール九州大会 優勝(宮﨑2003)。同大会審査員特別賞受賞(長崎2011)。 地域の皆さまの温かいご声援∙ご協力のおかげで、島原文化会館大ホールでの20周年記念公演(2010)を経て、3年後には30周年を迎えることになります。
マグマの力を成長発達のエネルギーとして、大人を凌ぐ力強さと集中力で、皆さまに喜ばれています。園内行事の他、県内外の招待公演や施設訪問は年平均8本ほど。今や「おさなご園の島原清流太鼓」として、伝統は揺るぎないものとなっております。
西に雲仙普賢岳、東に有明海をのぞむ 絶好のロケーション。島原半島は今430万歳、おさなご園は、直線距離で10kmほどの雲仙が噴火してできた真っ黒な土の豊かな畑と、段々棚田に囲まれています。縄文後期4千年前の遺跡も見つかった、歴史ある地域です。平屋建ての園舎や広々とした園庭は、毎日 元気な歓声に満ちています。季節感が激減した現代の暮らしの中で、季節を感じさせる行事の連続は、一年のリズムをつくり、日本人らしい暮らしの基準が出来上がります。