子どもが大好きで、そんな子どもたちと一緒に過ごしながら出来る仕事は、そう多くありません。一人っ子の私は人に関わりを持てる仕事を探していました。おせっかい好きで人に役立つ仕事は何かと考えた時に、一番に思いついたのが保育士でした。

子育てには定評がある保育園だったので。

DVDに頼らず、絵本の読み聞かせなど情操教育が充実していて、魅力的です。

地元で働きたいと思い、探ししていた時におさなご園を見つけて調べ始めました。園の周りが田んぼや畑でとても穏やかな所にあり、子ども達が伸び伸びと過ごしている所だなと思いました。また、色んな行事もあり、和太鼓も取り入れており、どんな太鼓を叩くのか興味がありました。初めて太鼓の演奏を聴いた時、すごく感動したのを覚えています。

何もわからない実習生の私に、園長先生がとても優しく、行事の度にお葉書を下さいました。こんな私でも必要とされている嬉しさから働き始めましたが、私の我がままで一度退職もしました。その後 勝手に困っていた私を助けて頂き、園を知っている上での恩をお返ししようと再就職しました。

保育の中で、子ども達が様々な経験ができる。園庭でたくさん体を動かせ、園外の活動に積極的に取り組んでいる点に魅力を感じました。

1日1日、成長してたくましくなっていく姿（子ども）を直に感じること。園の勉強会などに参加して、自分自身のスキルアップにつなげられます。

子ども達が自分の期待に応えてくれ、成長を実感できた時。

幼い子ども達と過ごす生活の中で、自分自身に元気をもらい、年齢を重ねてもこの場にいられることに感謝しています。０才〜5才までの個性溢れる多くの子ども達が、ひとつの集団の中で限りない力を発揮して、何事にも頑張る姿、そして成長を見続けられることは何よりも喜びです。

保育士として、親しんでくれる子どもたちと信頼関係を築きたい。子どものかわいい笑顔を見ていると、できる限りの愛情をそそいであげたいと思う。今は、新人も含め全職員を引っ張りまとめることに重点を置きがちだが、少しでも保育しやすい環境を提供できればと。

行事の際、保護者から｢よかった｣｢ありがとう｣など、感謝や激励の言葉をかけて頂く時。

子どもの笑顔、笑い声、仕草、全身で投げかけてくれるひとつひとつの行動に、いつも励まされながら、同じ感情を共有できること、同じ時間を共に過ごし笑い合えること、小さな子ども達に活力をもらい生かされてます。日々の保育の中で、何をしようかとかこんなことをすれば、子ども達はどんな表情をみせてくれるかなとか考えると、楽しくなってきます。

保育を通じてたくさんの子どもたちの成長を見守り、小→中→高と進んだその子たちに再会して、こんなに成長したのか！と再確認する時。

子ども達とともに成長できること。保護者の方と話して、子どもの成長を共有できると、達成感があります。

食育を通して嬉しかったことは、子ども達が大切に育てた野菜を使って調理したり、苦手で食べれなかった食べ物が、少しでも食べられるようになっていくのを見て、とても嬉しかったです。

担任を持ったら日々、一人ひとりの子ども達の保育に精一杯で余裕がなく、自分の足りないところを指摘され、自分でも気づいた時に、つらく悔しい思いをした。

行事前は仕事量がかさむし、特に年長担任時の太鼓のプレッシャーはなかなか大変でした。

思うように言いたいことが伝わらず、子どもと気持ちがすれ違ったと感じる時。